瞑想?呼吸法?これからの時代は “家事” だ!  マインドフルネスとしての「家事」のすすめ。

 

こんにちは!

 

最近のビジネス書などを読んでいると、「マインドフルネス」という言葉を頻繁に目にします。この単語をウィキペディアで調べてみると「今現在起こっている経験に注意を向ける心理的な過程であり、瞑想およびその他の訓練を通じて発達させることができる」と書いてあります。これはマインドフルネスの本来の意味ですが、ビジネス的な文脈もふくめて簡単にいうと「瞑想などを通じて精神を落ち着かせ、集中力を高めよう」といった感じです。どうやらマインドフルネスの源流は仏教などにあるようですが、これがビジネスにも活かせるのではないかと考える人が増えてきたようで現在大きなトレンドとして話題になっています。

 

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マインドフルネスの代表的な方法としては瞑想呼吸法が挙げられ、実践しようとした多くの人は本やサイトなどで調べることで、これらのやり方に行き着くと思います。しかし私はそれらに代わる超革新的な方法を見つけ実践してきました。そのマインドフルネスこそが「家事」です。

 

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「家事」についてみなさんはどのようなイメージをお持ちでしょうか?「退屈で、面倒な作業」と考えてしまっていませんか?しかし実はこの“家事”こそあなたを成長させるための要素を取り揃えた最強のマインドフルネスツールなのです。

 

その理由は2つあります。

 

 

 

1 集中力の高さ

散らかった本を片付けようと思って手を動かしていたら、気づかないうちに部屋中綺麗にしてしまっていたという経験をしたことはありませんか?実は家事をしている時の集中力は非常に高いです。なぜなら家事は単純すぎずかつ複雑すぎない作業であるからです。皿洗いや掃除機がけなど一見単純な作業のように思えますが、何も考えずに行うことはできません。ある程度順番や工程をイメージしながら進めることが多いと思います。それゆえ思考せず、指示通りに行う作業とは似て非なるものです。一方で工程を考えたりすることはそこまで難しい思考ではなく脳は非常にリラックスした状態になります。この状態こそ瞑想や座禅といった集中に非常に近い状態であり家事がマインドフルネスとなりえるもっとも大きな理由です。

また、当然ながら普段使っている自分の部屋もきれいになります。空間的な整頓をすることによって考えるときの雑念が消えて、部屋で行う仕事や勉強の効率も上がります。

 

 

 

2 聴覚学習

家事をしているとき、ほとんど例外なく人は目でみて手を動かします。一方で「耳」はどうでしょう?おそらく耳をつかうことはほとんどないと思います。つまり聴覚はフリーの状態なのです。しかしせっかくなら家事によってすこしでも成長を得たいですよね。そこで私は「聴覚学習」をおすすめします。例えばニュース。家事の最中にニュースの音声だけ聞くだけでも最近の話題などをしることができます。語学力を身に付けたいと思っている人にはリスニングなどもおすすめです。聞くだけではなくシャドーイングなども行い実際に話すことでより効果を実感できると思います。私もむかしは英語のリスニングなどをしていましたし、最近だとNews Picksの「WEEKLY OCHIAI」を聞いていたりします。

 

 

以上の2つの理由から

 

「家事」

  • 思考と精神、そして部屋という空間を同時に整理することができ
  • 同時に聴覚学習によって自己成長ができる

 

最強のマインドフルネスであるといえるのです。

 

このことに気がついてから私は家事をするのが非常に楽しみになりましたし、やり終えるたびに精神的な安定や自分の成長を感じています。さらに常に部屋を清潔で整った状態に保っているため、より快適な生活を送ることができています。

 

これまでのマインドフルネスの常識を覆す新しい「家事」という方法。みなさんもまずは一度実践してみてください!